もっちり餃子の皮の作り方・レシピ



水餃子を意識した皮

 

 

前項で薄力粉と強力粉の特性について簡単に説明しましたが、そこでわかるように、強力粉を入れることでもちもち感がでてきます。

 

材料(20個分)を強力粉100gと水70ccでつくるレシピも紹介されています。まずボウルに強力粉を入れて、計量した水を菜箸でグルグルと混ぜながら、3回程度に分けて入れます。ここでは一度に水を入れてしまわないのがミソです。

 

水を全部入れたら、ボウルの周りにも粉がついていると思いますから、これも丁寧にもこそげ取りながらしっかりひとつにまとめてください。大体ひとつにまとまったら、台に出して更に手で捏ねていきます。表面がツルンとしてもっちりした硬さになるのが目安で、大体5~6分程度捏ねればそうなるはずです。

 

捏ね上がったら打ち粉をします。この量なら生地は20等分するのが目安で、後は綿棒で好みの形に伸ばしてください。

 

強力粉だけで捏ねているので、餃子にする前からもっちり感がわかるはずです。柔らかい生地なので伸ばすのはらくだと思います。

 

「もっちり水餃子の皮」として紹介されていたレシピでは白玉粉(もち米を加工した粉)がポイントになっています。材料(約40枚)の材料は、薄力粉170g、白玉粉30g、塩5g、ぬるま湯150cc、片栗粉(打ち粉用)適量となっています。

 

白玉粉は最初に粒を潰して、ふるいにかけた薄力粉と軽く混ぜます。これに塩を入れて、ぬるま湯を少しずつ足しながら混ぜていきます。生地がまとまってきたら、ボウル取りだして重ね折るように更に何度も捏ねます。これをラップに包んで冷蔵庫で約30分寝かせます。

 

後は他のレシピと同様になりますが、ここでは強力粉の代わりに白玉粉を使っているわけで、原料が違いますから、ちょっと特徴のあるもっちり感が楽しめるのではないでしょうか。